心理占星学5
「心理占星学入門」(岡本祥子著)の内容メモの続きです。
5.カイロン
第4ハウスのカイロン
この位置にカイロンがあると、幼少期に心が安定する場所が得られず、それが魂の傷となるケースが多いようです。
情緒的な安定を与えてくれるはずの家庭や両親に恵まれず、大人になっても精神的な孤児状態から抜け出せない人もいます。
カイロンと金星のアスペクト
愛情や恋愛に関するコンプレックス。美しいものを愛でたり、人生を謳歌する能力に傷。恋愛を恐れて異性との距離をとろうとするか、その逆で異性遍歴を重ねるか。
カイロンと火星のアスペクト
攻撃性、行動力、欲求に関する魂の傷がある。
精神的に自分を導き癒してくれそうな男性を求めるか、逆に傷ついた男性に心惹かれる傾向。
自由、個性に関する傷。必要以上に個性的であろうとするか、集団の中の黒い羊になることを恐れるか。自由を求めれば求めるほど孤独を引き受けざるを得なくなるジレンマ。